07 07 2004
アイアンのロフトについて
今回は、アイアンのロフト設定について考えましょう。最初に、2つの例を示します。
| 番手 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW | AW | SW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロフト | 20 | 23 | 26 | 29 | 32 | 36 | 40 | 45 | 50 | 56 |
| 番手 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW | AW | SW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロフト | 20 | 24 | 28 | 32 | 36 | 40 | 44 | 48 | 52 | 56 |
例1は、最近日本で売られているアイアンセットの、平均的な番手とロフトのスペックです。例2は、1970年ぐらいに売られていた、アメリカの製品のスペックです。この頃の特徴として、ウェッジは2本しかなく、また、番手間のロフトは、4度となっています。
ここで注目すべきことは、例1の8番アイアンのロフトが36度で、例2の6番アイアンのロフトも36度です。これは、ソールに刻印されている数字が、6か8といった単純な違いではないのです。両方の例は、ロングアイアンが20度から始まって、SWが56度で終わっています。しかし、例1のセットでは36度のクラブからSWまで5本なのに対し、例2のセットでは、6本になっています。その結果、以下のような大きな違いが生じます。
一般男性がロフト36度の8番アイアンでの飛距離は130から140ヤードぐらいでしょう。そして、平均的なアマチュアがピンに寄せられるの距離は、150から160ヤード以内ぐらいではないでしょうか。ですから、平均的アマチュアゴルファーにとって、ピンに寄せられる確率が高いのは、ウェッジやショートアイアインを使う時でしょう。
ピンに寄るとは、方向だけではなく、当然距離も合わなくてはなりません。例1のセットでは、36度のクラブからSWまで5本で距離を打ち分けるのに対して、例2では6本で打ち分けることになります。結果は、言うまでもないでしょう。次に、ロフトが32度と20度の間を見ると、例1は5本に対し、例2は4本です。長距離のショットで、グリーンに乗せることは大変なことです。ロングアイアンや、ミドルアイアンの本数がいくら多くても、実際に使い切ることは難しいのではないでしょうか?
私なら、迷わず例2のセットを選びます。
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