11 23 2004
ゴルフはボールを止めるゲーム**後編
ゴルフコースを見てわかるように、コースにはドッグレッグがあります。もし、コースが全てまっすぐなら、ボールを遠くに飛ばした方が良いでしょうし、ドライバーも、ランがよく出る方が良いでしょう。しかし、ドッグレッグのティーショットで大事なのは,次のセカンドショットが打ちやすいところにあると言うことです。 もし、ドッグレッグのティーショットが飛びすぎてしまい、ラフに入ったとすると、これは問題になるかもしれません。特に、プロの試合では、グリーン面を固くして、そして速いグリーンに仕上げます。
フェアウェイからのショットであれば、スピンがよくかかるでしょうが、ラフからのショットであれば、多くのスピンをかけるのは難しいでしょう。まして、グリーンの手前にハザードがあると、ラフからのショットは、グリーンの奥に行く可能性が高くなります。280ヤード打つつもりでショットしたのが、ランが出すぎてしまい、290ヤード飛んだら、それはミスショットと同じことになります。ですから、トッププロは、意図した距離の出るドライバーを選択します。
つぎは、ドライビングレンジでの練習について考えてみましょう。
大きな練習場にいくと、開放感もあって、とにかく思いっきり打ちたくなります。白球が、大きな放物線を描いて飛んでいく光景は、ゾクゾクするものです。しかし、ドライビングレンジで何のために練習をしているかといえば、練習ではなく、ただの「飛ばし合い」をしている人が、圧倒的に多いように思います。調子が悪くなったので、スウィングを見てほしいと言う人の多くは、「振りすぎ」です。5番アイアンでも、ものすごいフルショットです。
ゴルフで一番大事なことは、クラブフェースの芯でボールを打つことなのです。それは、ドライバーからパターまで同じです。パターの苦手な人は、フェースの芯でボールを打っていません。このことは、このコーナーでいずれご説明します。
いくらヘッドスピードを上げても、フェースの芯に当たらなければ、距離は落ちます。でも、そのことに気づいていない人が、かなりいるようです。ダフッたり、トップ気味のショットを繰り返しているのに、またアドレスをすると、思いっきり振ってやる、と怖い形相になるのです。
昔、ジャンボ尾崎選手が、練習に一番適した練習場の距離は、50ヤードだということを、何かの雑誌で見たことがあります。自分がスムースに動いて、ボールを打つと言う感覚を養うのが練習の目的だとしたら、50ヤードあれば、十分なのでしょう。だったら、我々アマチュアは、50ヤードもいらないということでしょうか?わたしは、5ヤードあれば十分と思っています。
No,0019