2005.2月の記事

02 27 2005

ゴルフフェアに行きました

写真毎年、東京ビッグサイト(国際展示場)でこの時期に行われる、ジャパンゴルフフェア2005に行ってきました。これはどういうものかと簡単に説明しますと、国内外のゴルフメーカーや、これに関するシャフトなどのパーツメーカーや、ゴルフに少し関連した製品などを扱う会社が集まって、新製品などをPRしたりします。出展している会社の中には、サングラス、練習器具、旅行会社や、近視の矯正手術を行う病院などもありました。

この15年ぐらい毎年見ていますが、最近の傾向としては、韓国、台湾などのアジアの会社が増え、アメリカのパーツメーカーの会社が減ってきたようです。現在は、クラブのパーツの製造などは、かなりの部分が中国大陸にシフトしているので、うなづけるような気がします。

全体を見ていえるのが、昨年とあまり変わらない、と言えるのではないでしょうか。メーカーの人に言わせれば、そんなことはない、これだけ新製品がある、となるのでしょうが、ドライバーは400ccから450ccのものが多く、アイアンも小ぶりなヘッドのものが目立ち、新しい素材で注目されるものもなかったようです。しかし、毎年、新製品を出さなくてはならない、各メーカーの開発の方々の苦労は大変なものなのでしょう。

過去5年ぐらいの中で、個人的に一番インパクトがあった製品は、タイトリストのプロV1です。それまでは、「飛んでとまる」というセールスコピーはいっぱいありましたが、本当に納得できるものはありませんでしたが、プロV1は、本当に飛んで、止まったので、驚きました。今年の新製品の中で、1つ皆様にご紹介したいものがあります。トゥルーテンパー社から発売される、「M80」という軽量スチールシャフトです。重量は、80g台の前半から半ばぐらいですが、非常に軟らかいのです。事前にその情報は入っていたのですが、自分が想像していたより、しなやかなシャフトでした。これだけの軟らかさがあり、軽量なので、少しパワーのある女性なら、十分使えると思います。やはり、スチールシャフトの「強さ」は、ショットの安定さには不可欠なものだと思いますので、シニアの方にも使ってもらえば、いい結果が出るのではないでしょうか。このシャフトは、4月から発売開始の予定です。(写真はそのM80を撮ったのですが、この写真ではよくわかりませんね)

No,0029

02 19 2005

クラブの貸し出しをします

写真No,0020の四方山話で紹介した、ハワイ出身の女子プロのキャミー・ホシノさんが、ハワイで写真のスライダーを販売しているので、その紹介をします。以前にもお話したように、彼女の弾道は低いので、彼女は3,4,5,7,9番、すなわち全部を使用しています。シャフトは、D-107のスタンダードで、長さは3番で42.75インチです。

先月、4本のオーダーがe-mailでありました。評判は、なかなかいいとのことです。ハワイは、風が強いので、3番と4番の注文でした。また、マレーシアでも、5,6人の人がスライダーを使っています。これは、私のお客さんが当店でスライダーを以前購入し、仕事先のマレーシアで、友達にスライダーを貸したら、非常に打ちやすいので、日本に帰ってきた時、買ってくれと頼まれたそうで、当店で数本のスライダーを買われました。

インパクトは、ソーン、すなわち直線部分があるのではなく、円運動の中の1点でボールをヒットします。少し前には、ソール部分に飛球線と平行に「ゲタ」のようなものが付いたクラブがありましたが、あれはかえって邪魔になると思います。スライダーのソールにある溝は、インパクトでのクラブヘッドのすべりをよくしてくれます。とくに、ラフからショットすると、はっきりとその効果を確認できると思います。

今ゴルフ場に行くと、芝は枯れていて、ボールのライはあまりよくないでしょう。かえってラフにボールがあった方が、打ちやすい場合があります。グリーンの近くにボールがあり、たとえば、ピンまで30ヤードで、途中にバンカーがあって、ランニングアプローチが出来ない状況では、みなさんはどうやってショットしますか?諦めて遠回りをするのも1つの方法ですが、ダフリ気味にショットすることはしませんか?たとえフェアウェイにボールがあっても、芝生があまり生えていない時は、ボールの少し手前に、ウェッジのソールを入れます。先ほどいったように、意識的にダフルのですが、このショットのポイントは、グリップの力をしっかり抜いて打つことです。とくにサンドウェツジの場合はソールが広いので、地面を滑ってくれ、多くのスピンをボールに与えます。このショットの利点は、直接ボールを打たないので、「ダフったらどうしよう、トップしたらどうしよう」という不安感が減り、リラックスしてアドレス出来るところです。一度試してみてください。意外と簡単に打てると思います。

地面の上にあるボールを、常にジャストミートすることは大変なことで、100%行うことは人間にとって不可能な作業でしょう。上のウェッジの打ち方でも説明したように、ゴルフクラブにとってソールは大変重要な意味を持ちます。日本のゴルフ場は、芝生が青い時は非常にライがよく、よその国と比較すると、ゴルファー自身があまりソールに注意を払っていないように見受けられます。

スライダーのソールは、許容されるミスの範囲を広げることを考えて設計しました。皆さんに試してもらいたく思い、試打クラブを貸し出しますので、どんどんご利用ください。メールやお電話で、お問い合わせください。お待ちしております。

No,0028

02 09 2005

2つの予想をします

写真シーズンの初めなので、去年と同じく、タイガー・ウッズについて予想をしておきます。結果論では、何でもいえますので、今のうちに述べておきます。

写真は、相変わらず雑誌の表紙に登場するタイガーですが、世界ランク1位から落ちても、一般読者に与えるインパクトはナンバーワンなのでしょう。

今のスウィング、すなわち、意識的にクラブヘッドをターゲットの方へ送り出すようなスウィングを続けていけば、メジャートーナメントの優勝は無理だと思います。評論家や、プロの中には、肯定的に捉えている人たちが多くいるようですが、私はそうは思いません。遠心力の働く方向と違う方向に、クラブヘッドを動かそうとすれば、無理な力を加えなければなりません。タイガーであれば、インパクト時の遠心力は、おそらく60Kgぐらいは発生しているでしょうから、クラブヘッドの軌道を変えようとすれば、体のいろいろな部分にストレスがかかります。

私の予想として、怪我で試合を休むことが考えられます。傷めそうな箇所としては、左手、特に左親指、右腕は、手首、肘、肩です。変な予想ですが、今、私の思うことです。

次に、パターについてですが、これは今年中というわけではなく、近い将来の予想です。2ボールパターを始めとして、いろいろな形をしているパターが流行していますが、やがてはなくなるでしょう。パッティングのストロークに要求されることは、ボールがカップにちょうど届くような力を、クラブヘッドを通じて、ボールに加えることです。そのためには、ボールのみに意識を集中することが不可欠です。

バツクスウィングの方向や大きさに意識をおいたら、適正な力をボールに加えることは出来ません。野球で、キャッチャーがピッチャーにボールを投げるときや、セカンドや、センターにボールを投げるときに、どこで距離をコントロールするかといえば、ターゲットのみに意識をおくだけで、それ以外の場所に意識は置きません。

金槌で釘を打つ場合も同じで、強く打つときと、弱く打つときの力の加減は、「なんとなくの感覚」で行っているのであって、振り上げの大きさで行っていません。また、クラブヘッドの大きなパターの欠点として、アドレスの時の「座り」の悪さがあります。このようなパターは、一時的な流行と私は思っています。

No,0027