2005.11月の記事

11 30 2005

練習場

写真:練習風景写真は、ショップの2階にある練習場で、ボールを打つ佐藤君です。この打席は、ボールを打つ所からネットまで3.5mしかありませんが、ゴルフ上達のためには最適の場所と考えています。

多くの人が練習場で「練習」をしているようですが、本当の「練習」をしている人は意外と少ないようです。練習場で「練習」を始めて時は、まあまあ当たっていたショットが、「練習」が進むにつれてだんだん当たらなくなってくる、こういう経験をされた方は多いのではないでしょうか。

考えてみればおかしな話ですね。「練習」が進むにつれて、当たりがよくなったり、方向性がよくなってくるのが、望むべき姿ではないでしょうか。だんだんとダフリやトップすることが増え、また、ボールが曲がりだし、そして最初のころは飛んでいたドライバーショットも、飛ばなくなってくる、最後にはボールを打つのがいやになり練習を終える、そして気分は何となく釈然としないで家に帰る、このような経験をした人は多いと思います。

正面のネットまで200ヤードや250ヤードもある大きな練習場で「練習」している人ほど、上に書いた経験をしている人が多いと思います。打ち始めは軽く打っているので、ナイスショットが多いのですが、「よし今度はあそこまで飛ばしてやろう」として、どんどん力みだし、スウィングを悪くするのです。「力み」が諸悪の根源と言ってもいいと思います。

昔、ジャンボ尾崎選手が、「練習場は50ヤードがベストだ」と言ったことがありますが、これは50ヤードあればスライスやフックの球筋や、弾道の高低もはっきりわかります。ベストというのは、それ以上の大きな練習場はよくないという意味でしょう。つまり、あれほどの選手でも、少しでもボールが遠くに飛べば、それを求めて力みに変わるのかもしれません。「飛距離」は、ゴルファーにとって、とてつもなく大きな魅力ですから。

「練習」とは、技を磨き上げ、それを身につけるという意味でしょうから、力んでクラブを振り回すことは、「練習」ではなくて、ただの「運動」でしょう。上達するために1番大事なことは、ボールをジャストミートすることですから、ボールの行方がわからない所で、リラックスしたスウィングをすることが、1番の「練習」になると思います。だから、距離の短い所での練習を皆さんにすすめています。

No,0056

11 20 2005

雑談

写真:コーヒーきょうは、写真のようなコーヒーを飲みながらの、雑談にしたいと思います。

以前、ゴルフ会員権の名義変更料について書きましたが、司法書士を通じて預託金の返還を請求したところ、ゴルフ場側から預託金の返還に応じる連絡がありました。このゴルフ場の会員権の相場は40万円くらいですが、名義変更料が200万円と高く、あまり買い希望は多くないようです。今回請求した預託金額は65万円で、マーケットで売るよりは多くの金額が手元の残るので、大成功といえるでしょう。

女子プロの宮里藍選手は、先週の試合を欠場しましたが、新聞によると左足の付け根の関節を痛めたとか。彼女は、去年と今年の2年間で3回試合を欠場をしていますが、見るからに怪我をしそうなスウィングに、私の目には映ります。

左かかとを上げないで、上半身を大きくひねるバックスウィング。以前ここで書きましたが、彼女の左つま先は、トップオブスウィングで少し浮いていますが、これはヒールアップを我慢している動作で、今回の怪我と全く無関係のような気がしません。また、テークバックでは左腕、フォロースローでは右腕を真っ直ぐに伸ばしますが、これも怪我につながりやすいと思います。実験するとわかりますが、肩や腕の筋肉を触りながら、少し肘が曲がった腕を真っ直ぐに伸ばすと、筋肉が硬くなるのがわかります。筋肉を柔らかく使った方が、怪我をしないと思います。

デビット・デュバル選手が、久しぶりにテレビの画面に登場しました。ダンロップ・フェニックストーナメントで、初日首位に立ち、新聞の記事を読むと、10代のころのスウィングを撮影したビデオを探して、それを参考にしながら昔のスウィングに戻したそうです。私がここで不思議に思うのは、5,6年ほど前にスウィング改造に着手した時、その時のスウィングに欠点があるから、改造を始めたはずです。その時の、デュバル自身のスウングに対する考え、または、彼にコーチがいたら、そのコーチのスウィングに対する知識など、十分なものだったとは言えないと思います。

最近のアメリカの選手のスウィング改造で有名なところでは、デュバルのほか、ウッズとミケルソンがありますが、彼らはスウィング改造後にスランプに陥っています。メジャーリーグを見ていても、イチロー選手のような、スピーディでしなやかな動きをする選手は少ないようで、多くのメジャーリーグの選手は、ウェートトレーニングで筋肉隆々の身体ですが、走る姿を見てもドタドタしたような走り方の選手が目に付きます。思ったよりも、スポーツに対する知識や考え方は、アメリカは進んでいないように感じます(生意気かもしれませんが)。

No,0055

11 10 2005

想像は意志よりも強い

写真:アイアン写真は、現在私が使っているアイアンですが、キャビティバックが流行っている時も、一度はキャビティバックに変えましたけど、すぐに写真のようなフラットバックに戻した記憶があります。

何故フラットバックに戻したかというと、ヘッドの大きさが自分にとって構えやすい、という理由です。つまり、アドレスしたときのイメージがいいのです。

このイメージは、スポーツにとって大きな役割を果たしでいるのです。皆さんの中にも経験があると思いますが、グリーンの手前の池がいやだなぁ、と思うとボールは必ずといっていいほど、池に落ちます。バンカーからホームランしそうと思えば、本当にホームランします。何故こんなことになるのかといえば、今回のタイトルである「想像は意志よりも強い」です。

ホームランがいやだなということは、頭の中でホームランが出たことを「イメージ」しているわけで、つまり砂を打たずに、サンドウェッジのフェースが直接ボールに当たり、ボールがピンフラッグのはるか上空を飛んでいく、恐ろしい光景を頭の中で描いてしまったのです。ホームランの「イメージ」が、これから打とうとするショットに対して、ホームランが出る準備(アドレス)をさせ、ホームランのでるスウィングを実行させるのです。

テレビでプロのトーナメントを見ていて(プロも人間ですからミスもしますが)、グリーン周りでミスする時は、アドレスに入る時に予測できる時があります。構えてから、クラブを上げるタイミングが、一瞬速い時がそれです。

リラックスしたスムースなバックスウィングから、ミスショットがでることは考えにくく、ミスは殆ど「打ち急ぎ」からおこります。落ち着きのないアドレスと、「打ち急ぎ」は1つのセットと私は考えています。

ゴルフ畑にも書きましたが、先日佐藤丹美の試合でのプレーを見て、アドレスがおかしい時は必ずミスをしていました。後日、彼女とミスのでたショットについて話をしたら、「左に曲げたらどうしよう」「このパットをはずしたらどうしよう」と考えながらショットしたと言っていました。このような気持ちでショットするのは、プロとして全く未熟なのですが、どうしてもミスショットのイメージが消えなければ、音楽のメロディーを頭の中に浮かべて、アドレスするようにしたら、ショートパットのミスはかなり減ったようです。

ボールを打つ前に悪い想像をしたままショットして、良い結果が出る事は殆ど期待できませんから、良いイメージを頭に浮かべるか、それができない時は、思い切ってクラブを替えてみてはどうでしょうか。これを実践するだけで、スコアアップに必ずなるでしょう。

No,0054