2006.5月の記事

05 30 2006

子供のスウィング

写真:バット写真は、ショップの2階にある練習場に置いてある、硬式用の木のバットで、途中が折れていて、ガムテープが巻かれています。私の2人の息子が野球の練習中に折ったのですが、2人とも高校の野球部に属しており、長男はキャプテンをしているので、がんばっていますが、最近ボールがうまく当たらない、また、当たったとしてもボールが飛ばないと、非常に悩んでいます。

私の家には、スポーツ科学に関する書物が多々あり、それが長男に「悪い影響」を与えたようです。長男自身も本屋さんに行って、バッティングの技術に関する本や、トレーニングに関する本を買ってきて、色々と研究しているようですが、完全に「頭でっかち」になっていて、スウィングそのものがぎこちなく、当然ボールも飛びそうにないフォームになっています。

数日前、昔の写真を見ていたら、2人の息子が小学生のときに撮った、バッティングの写真がありましたが、それを見ると下半身を大きく使った、非常によいフォームをしていました。私の古いアルバムにも、私が小学校6年生ぐらいのときに写してもらった白黒の写真で、インパクトのものがありますが、自惚れではなくかなりダイナミックなスウィングをしています。

「子供は体が柔らかいから、いいフォームになる」という意見をよく聞きますが、いいフォームになるのは、子供の筋力不足がより多く貢献していると私は考えています。

少年用の野球バットでも、ジュニア用のクラブでも、子供にとってはかなり重たいのかもしれません。それを速く振ろうとするので、力のある下半身を積極的に使うのでしょう。ジャック・ニクラウスがいうように、「スウィングに関するもののうち、90%以上は下半身に関係している」は、非常に賛同できます。とことん力を抜く練習をすれば、必ず上達できると思います(が、これを行うことは、決して容易ではないようです。飛ばし=力 と考えがちですから)。

No,0072

05 20 2006

イメージ

写真:ウッド随分前のことですが、平成7年までアマチュアの競技に出ていましたが、平成8年からは、弊社のクラブをプロに使ってもらうためにトーナメントに出向いたので、プレーする機会は随分と減りました。平成8年は、夏から秋にかけて4ヶ月以上もゴルフ場で1度もプレーしませんでした。

その後は、フロントティーからプレーすることが多くなり、ドライバーが曲がっても、アイアインが芯に当たらなくても、そこそこのスコアでプレーしていましたが、数年前から、自分の打つ情けないショットに我慢できなくなり、2年前の年末に、もう一度いいショットを打とうと決意しました。去年の8月ぐらいには、写真のクラブでヘッドスピードが50m/sを越すようになりました。クラブのスペックは、44インチ、バランスがD4、総重量が345.1gで、シャフトは軽量スチールのTX-Distanceです。練習を続けていくと、ヘッドスピードは51m/sや52m/sを記録するようになり、知らず知らずのうちに欲張って、もっとスピードを出してやろうとして、大不調に陥りました。完全な「力み」です。そして、今でも「もっと飛ばしたい」という気持ちが抜けないために、すごく力んでショットすることがあります。とは言っても、何とかよくしようとささやかながら努力はしているのですから、よいランウドも時にはあります。

2,3週間ほど前のことですが、いつもよく行く法仙坊CCでのプレーで、18番ホールはフロントティーから240から245ヤードぐらいのところにクリークが横切っているロングホールで、ティーグランドに立ったとき、そのクリークがすごく近く見えたのです。1,2週間前にも同じコースでプレーしたのですが、そのときとは明らかに違って見えました。

ティーアップしたとき、少しティーが高いかなと思ったままショットしたので、少しテンプラ気味でしたが、悠々とクリークを越していきました。その日は、比較的ショットがよく、多少なりともショットに自信があったのでしょう。

その後のプレーで、グリーンの隅にあるピンを狙ったショットと、グリーンの真ん中を狙ったショットを比較してみたのですが、グリーンの中央を狙うときは、精神的にリラックスしており、明らかにジャストミートの確率が高いのがわかりました。我々アマチュアは、無理のない狙い方をすれば、大きなミスはでないということを、改めて勉強しました。

*「飛ばし」に成功したら、皆さんにその方法をお伝えするつもりでいましたが、これまでのところうまく出来ませんが、成功したらここで紹介させていただきます。

No,0071

05 11 2006

スウィング論

写真:書籍-モダンゴルフ写真は、今から30年以上も前に買った、ベン・ホーガン著の「モダンゴルフ」という有名な本であります。この本の初版を見てみると、1958年8月20日となっており、今から約半世紀前に書かれたものなのですが、今でも本屋さんに並んでいるので驚きです。

ゴルファーが集まると、「スウィング論」が始まったりしますが、特に練習場などで調子の悪い人がいますと、その人の周りに仲間が集まって、「トップオブスウィングの位置が悪い」とか、「フォロースルーがインサイドに入りすぎている」などと、色々なアドバイスを送ります。ところが、このアドバイスを送っている人たちのゴルフスウィングに関する知識は、いったいどこで手に入れたかといえば、写真のような本だとか、ビデオ、テレビ、週刊や月刊のゴルフ雑誌に書かれている「スウィング論」でしょう。我々アマチュアゴルファーは、よく飛ぶクラブと、このように打てば上達する、という話には弱いものです。

雑誌に載っている「スウィング論」に共通しているのは、「ニュースウィングはこれだ」というのもです。前回と同じ「スウィング論」では誰も雑誌を買わないので、売るためには新たな「スウィング論」を展開しなくてはなりません。ゴルフのスウィングが頻繁に変わるのであれば、写真の「モダンゴルフ」のような、半世紀も前に書かれた本など読む人はいないはずです。

多くのアマチュアゴルファーのスウィングに関する知識は、次の話と同じように思えます。晩秋になると、私のショップに訪れるお客さんの中で、「今年の冬は暖冬だよ」と教えてくれる人がいます。その人は、気象予報士の資格を持っているようには思えないし、また、膨大な気象に関するダータを分析して、結論として「今年の冬は暖冬だ」となったわけではないでしょう。テレビの天気予報を見ていたら、「今年は暖冬になるでしょう」と気象予報士の人が言っていたのを、少し得意げに私に言ったに過ぎません。

No,0070