2006.10月の記事

10 31 2006

ボール

写真:ゴルフボール写真は、15年ぐらい前にキャスコから販売されていた、糸巻きのボールです。最近ゴルフを始めて人には、糸巻きのボールといっても、ピンと来ないでしょう。何故ここにあるかと言えば、私のショップ内に、約5mのパッティングマットがあり、長い間、パッティング練習用のボールとして使われていたのです。

先日、このボールをコースで1ホールだけ使ってみました。ボール自体が古いので、ゴムも劣化しているのでしょうが、本当に飛びませんでした。ドライバーでまず打ってみましたが、ボールが上がったらすぐに落下を始めると言う感じでした。

プレーしたのはミドルホールで、普段ならセカンドショットを、9番アイアンかピッチングウェッジで打つのですが、その日は5番アイアンで打たなくてはならず、グリーン手前にある池が随分気になりました。当然なのですが、9番アイアンやピッチングウェッジなら、弾道も高く、また、スピンもよくかかるので、ピンをダイレクトに狙えますが、5番アイアンなら、少し当たりが悪ければ池に入ることも考えるので、普段よりプレッシャーのかかるセカンドショットなりなりました。

ボールが飛ばなくなると、コースの難易度が随分と高くなることを本当に実感しました。前にもここで書きましたが、プロや公式のアマチュア競技は、飛ばないクラブと飛ばないボールで試合をすればよく、コースの改造に多額のお金をかけるのは、本当にナンセンスです。

ある雑誌に載っていた記事ですが、今年アメリカのオハイオ州の試合で、出場しているプロ、アマの全選手に、指定された1種類のボールでプレーすることを義務付けたそうです。そのボールは、かなり軟らかめのもので、ロングヒッターほど、インパクトでボールが変形するので、飛距離の低下が大きくなります。

たいした混乱もなく、また選手からも苦情など殆どなく、大会は無事終了したそうですが、私は非常によい試みだと思います。テニスの試合のように、マスターズはこのボールで、全英オープンはこのボールでというように、あらかじめ使用するボールを決めておけば、問題にならないのではないでしょうか。古くからあるコースを改造して、試合を行うことは絶対に避けてほしいと思います。

No,0087

10 20 2006

ゴルフ場****続き

写真:ウッドとキャディーバック写真は、現在私が使っているクラブで、これを持って、月に3回か4回ゴルフ場に通っています。

前回、ゴルフ場の会員権のことを書きましたら、2,3お問い合わせがありましたので、今回もそれに関係したお話をしたいと思います。

昔、腕のよいと評判のグリーンキーパー の人から聞いた話です。そのグリーンキーパーの人が所属しているゴルフ場のポンプが壊れて、夏の間、あるホールに水が送れなくなり、フェアウェイが枯れてしまいました。私もその時、そのコースでプレーしましたが、夏にもかかわらず、フェアウェイの大部分が冬の芝生のように、枯れた状態でした。その日のプレーが終わった時、前述のグリーンキーパーにバッタリ会い、「元の状態に戻すのに、最低でも3年以上かかる。」と嘆いていました。

コースは生き物ですから、そのキーパーの人が旅行に行く時でも、朝早くおきて、コースの中を見てまわり、病気が発生していないかなど、細かくチェックしてから、旅行に行ったそうです。また、芝生が青い時は、1泊以上の旅行に行った事がないと行ってみえました。コースをよい状態に保つことは、大変な作業だと思います。

ゴルフ場が倒産して経営者が変わり、新しい経営者がグリーンキーパーに、金銭的にも、人的にも、十分なサポートをしなかったらどうなるでしょうか?コースの維持管理には、かなりの経費がかかりますから、利益優先の経営者なら、コース管理の経費を、徐々に削るかもしれません。そうなると、コースは徐々に悪くなり、数年先にはきれいだったグリーンも、所々はげたグリーンになっているかもしれません。

いったん悪くなったコースをよくするために、「3年以上かかる」のであれば、そのコースを転売する可能性があると、私は考えています。荒れたコースでは、十分に満足してプレー出来ないでしょう。

これから起こりうる問題として、倒産したゴルフ場の新しい経営者のやり方によっては、そのゴルフ場の評価や、評判が低下して、それを転売する、こういう事態が起こるのではないかと心配しています。

No,0086

10 12 2006

ゴルフ場

写真:ゴルフクラブの会員名簿ここ数年、ゴルフ場のプレー代が大変安くなり、ゴルフ場の経営も楽ではないでと思います。かなり昔にオープンしたゴルフ場は、預託金の額もそれほど多くはなく、預託金の額より、マーケットでの売買価格が高ければ、預託金の返還請求をする人はいませんが、新しいゴルフ場は、マーケットでの売買価格が、預託金の数分の1、または、十数分の1というケースがあります。

このようなゴルフ場で、預託金の返還を請求されても、それに応じるだけの資力を持ったゴルフ場は多くはないでしょう。そうなれば、「倒産」になることはやむを得ず、民事再生法などで、経営者が新しくなったりしますが、ここで問題なのは、新しい経営者によって、そのゴルフ場の将来が、大きく変わる可能性があります。

会員権の売買も私の仕事の1部ですが、普通の人より多く、また、少し早めにゴルフ場に関する情報が入ってきます。倒産したゴルフ場を買う会社には、外資の投資会社、建築関係、金融関係などさまざまですが、中には、倒産したゴルフ場をたくさん買収している会社もあります。

私の会社は、4年前までゴルフ練習場を経営してましたが、よっぽど回りに競争相手がいないかぎり、ゴルフ場や、ゴルフ練習場など、高い利益が見込める商売ではないと思っています。

では、何故1つの会社が、次から次えと沢山のゴルフ場を買収するのでしょうか。高い利益が見込めるゴルフ場は、倒産する可能性は低いので、買収するゴルフ場は、高い利益の見込めないゴルフ場のはずです。

今年の8月に、倒産して半年ぐらい前に経営者の変わったゴルフ場でプレーする機会かありました。そのゴルフ場は、5,6年ぐらい前まで、ときどきプレーしていたので、コースの状態はよく覚えていましたが、8月にプレーした時に、コースの状態がひどく、少なからずショックを受け、また、変わり果てたコースを見て、悲しい気持ちにもなりました。

倒産したゴルフ場を沢山買収した会社の中には、年会費を従来の24,000円から、倍の48,000円に上げたり、インターネットで低料金でプレーできるビジターを沢山集め、1日に70組ちかくのお客さんを集めるところもあります。70組近くもお客さんが入れば、ハーフ3時間、お昼の休憩は1時間半、後半のハーフも3時間ぐらいかかり、まったくゴルフをした気分にならないでしょう。つまり、今日プレーに来てもらってるお客さんのことなど何も考えず、いかに1円でも多く稼ぐか、守銭奴の発想です。

もし自分の所属しているゴルフ場が倒産して、今述べたような状態になったら、早く会員権を手放すのも、選択肢の1つに入れておいたほうがよいかもしれません。

No,0085