2006.12月の記事

12 29 2006

今年印象に残ったこと

写真:スライダー3を手にする佐藤丹美選手今年も、あと僅かになりました。去年の12月30日に、お客さんと最後の忘年会をして、あれからもう1年が過ぎました。そして、今年もまた12月30日に忘年会をする予定です。最近太り気味の、写真の佐藤丹美も忘年会に出席して、驚くほどの食欲をみんなに見せつけつけることでしょう。

今年最後なので、この1年で感じたことを、いくつか述べていきます。最初は、道具がよくなると、スウィングが悪くなりやすいということです。写真の佐藤丹美が持っているクラブは、ヘッド容積が225ccの非常に小さいドライバーです。このクラブで最近は練習をしていますが、使い始めた時は、本当によく曲がりました。だんだん曲がりが少なくなってきたら、400ccのドライバーでショットすると、殆ど曲がりません。それは当然のことですが。

3年ぐらい前に、コースで初めて400ccのドライバーを使った時、飛距離が出ることと、方向性に優れていることに、半分は感心し、半分はあきれたことを思い出します。「こんなクラブを使えば、ゴルフは簡単になるなぁ」と感じたことを、今でもハッキリ覚えていますが、簡単になるどころか、現在の私は、調子が悪くて困っているところです。

簡単に打てるクラブで、飛距離を出そうと無茶振りをすると、間違いなくスウィングが崩れます。今年は、それを強烈に感じました。

もう1つは、写真の佐藤丹美を指導していて思うのは、多くのゴルファーは、「どうやってボールを打つのか」をかんがえ、「どうやってプレーするのか」を考えないということです。この言葉は、ジャック・ニクラウスがよく口にする言葉です。

今現在の自分のゴルフの調子は、おおよそ把握できるわけですから、今日のショットはスライス気味のようであれば、グリーン右端のピンは狙わないで、グリーンの中央を狙う、たとえボールのライが良くても、じっと我慢する。今日のショットの当たりはあまりよくないと感じたなら、バンカー越えのピンは狙わないで、やや大きめに打つか、バンカーのないところに打つ、これをしっかりと実行することが、「どうやってプレーするか」ということです。

ゴルフはたった1つのミスで、今まで調子の良かったゴルフが、一転して最悪のゴルフになる危険性を持ったゲームです。「どうやってプレーするか」を追求していけば、同じショットの内容でも、確実にスコアアップしていきます。

1年間このサイトに来てくださり、有難うございました。良いお年をお迎えください。

No,0091

12 17 2006

番手の漢字表示

写真:AMATEURISM漢字刻印バージョン写真は、まだホームページの方にはアップされていませんが、右2つはD-3のモデルで、左3つはD-5というモデルです。これらのソールの番手には、左から「八」、「九」、「投」、「寄」、「砂」と刻印されています。「投」はPw、「寄」はP/S、「砂」はSwのことです。

D-5は、この「四方山話」のNo.0078の写真にある、ポケットキャビティタイプのアイアンです。来年からは、弊社のアイアンはすべてのモデルに、ソール刻印が漢字のものをラインナップにいれます。現在は、D-3のウェッジと、D-5のアイアンの3番からPwまでは、漢字刻印のクラブが用意してあります。

漢字のソール刻印は、単なる遊び心で作ったものですが、四方山話に出ている佐藤丹美も、来年は漢字のソール刻印が使いたいといっていましたので、他の人と違っているというのも、大事なことなのですね。

この時期は、色々と用事があり、また、やらなくてはいけない事が沢山あって、今回は商品の紹介だけで、失礼させていただきます。

No,0090

12 03 2006

スライダーlll

写真:スライダー3のヘッド(解説用)デジカメがあまりいいものではないようで、番号がきれいに見えませんでした。写真は、今度出来上がったスライダーlllです。

スライダーlやスライダーllとの違いを簡単に説明しますと、ヘッド容積が少し大きくなっており、構えた時の安心感は、少し増えたかもしれません。しかし、このクラブの最大の特徴は、スウィングタイプにあわせて、スライススピンを減らしたり、逆にフックスピンを減らしたり出来ます。これは、ジェル状の物をクラブヘッドの中に入れ、重量配分を変えることにより可能となります。以下、簡単に説明します。

写真では見にくいのですが、フェースのすぐ横にある白丸には、「1」と番号がふってあり、左上のトゥ側の白丸が「2」、さらにその左下が「3」、その右下が「4」と なっています。写真は3番ウッドで、ロフトは15度ですが、「1」の位置にジェルを入れたときと、「3」の位置にジェルを入れたときでは、弾道の高さが変わり、「1」ではやや低くなり、「3」ではやや弾道が高くなります。

次に、「2」の位置にジェルを入れると、フックスピンが減り、「4」の位置にジェルを入れると、スライススピンが減りますが、これが「ギア効果」と呼ばれているものです。 

この「ギア効果」の実験をしてみましょう。左手でゲンコツを作り、右手は手のひらを開いて両手を軽く合わせます。そして右手を、手の甲側にそるよう動かします。つまりクラブヘッドのトゥ側にボールが当たって、クラブフェースが開くような動きを作るのです。そうすると、左手で作ったボールの役目をしているゲンコツは、時計回りと反対方向へ動こうとするはずです。力を抜いてやってみると、上手くいくと思います。

インパクトの瞬間に、フェースが開く動きをすると、フックスピンを生み、反対に、フェースが閉じる動きをすると、スライススピンをボールに与えます。もし、フェースの真ん中にボールが当たったとしても、スウィートスポットがヒール寄りにあれば、フェースが開く動きをして、フックスピンをボールに与えます。ですから、写真の「4」にウェートをいれれば、スウィートスポットがヒール寄りに動くので、フックスピンを生みやすくしなります。

ヘッド内部の重量配分を変えることにより、外見では同じに見えるヘッドでも、球筋が変えることができます。これが「スライダーlll」の特徴です。

No,0089