2007.8月の記事

08 11 2007

道具と技術

写真:ウッドの比較以前にも書きましたが、道具を使う球技のうち、テニスとゴルフは道具が大きく進歩して、随分と使いやすくなりました。

そのこと自体は、大変結構なことなのですが、そのスポーツを見る側、また、その競技に参加しているプレーヤーにとって、大きな変化が現れたことも、見逃せない事実です。

写真は、両方とも私のクラブです。手前は、現在使っている400ccのドライバーで、上の方 は、昔使っていたパーシモンのドライバーです。クラブの置いた位置により、パーシモンのドライバーがかなり小さく見えますが、アドレスした状態でパーシモ ンのドライバーを見ると、ちょうどスプーンと同じ大きさに見えます。

今から15年ぐらいまでは、ボールも糸巻きが結構使われていましたので、小さなパーシ モンのドライバーで、軟らかく、今のボールに比べたら曲がりやすいボールで、まっすぐ打つことは、かなり技術が必要とされました。だから、ある程度の技術 を習得するまでには、それ相当の時間が必要だったのですが、現在は、硬くてよく飛ぶ3ピース構造のボールで、慣性モーメントの大きい、曲がりにくいクラブ でボールを打つのですから、技術の習得に以前ほどの時間は必要ないと思われます。

現在では、高校生や、20歳前後のプレーヤーが活 躍していますが、ボールやクラブの進歩と無関係ではないでしょう。テニスの世界でも、小柄な選手はなかなか活躍できません。女子プレーヤーでも、 190cm ぐらいが当たり前のようです。勝敗を分ける上で、「パワー」の占める割合は、かなり高いといえるでしょう。

「力」と「技」がバランスよく組み合わされている と、その競技に奥深さを感じます。私にとって、メジャーなスポーツで一番奥深さを感じるのが、「野球」です。野球は、半世紀以上前から、ボールとバットは 今のものと殆ど変わってないはずです。木のバットですから、芯に上手く当てないと飛ばないし、ボールも極端に反発が高そうではないので、技術が十分に生か されると感じます。

「技」が生きる道具と、「技」が生かされるルールがあるから、イチローのような選手が大活躍できるのでしょう。野球だけは、金属バットに変わったりしないでほしいです。

No,0108

08 02 2007

ゴルフ畑

写真:AMATEURISMno このホームページのデータ量が増えて、上手く機能しなくなり、皆様にはご迷惑をかけております。「ゴルフ畑」の方もダメで、今回は「佐藤丹美」について、ここで紹介します。

今年は1度も「ゴルフ畑」を更新しませんでした。しかし、「佐藤丹美」について書かなくては、という気持ちに少し前からなってきて、彼女の近況を書きます。

写真は、弊社の製品で、手前のマレット型を佐藤丹美が使っています。このパターは、真っ赤になった鉄を、ハンマーで叩いて作る、ハンドメイドパターです。

佐藤丹美は、7月の終わりにプロテストの最終選を 受け、80,72,73のストロークで落選しましたが、内容がかなりよくなってきました。初日の出だしで、ボギー、トリプルボギ、ボギーというスタートで した。3パット、OBを打ってのトリプル、グリーンをはずしての寄らず、入らずのボギー。ゴルフをしていれば、起こりうるミスショットですが、そこから3 日間がんばったのは、大きな成長といえるでしょう。 (合格ラインは5オーバーで、彼女は9オーバーでした)

スウィングも、以前に比べたら、無駄が随分なく なっているし、本人の自覚で、体に切れを生むために体重を落としました。7月の中旬にあった中日女子オープンでは、70,75で4位でしたが、少し2日目 がもったいない気もしますが、試合の前日にアイアンが当たらないのを、急遽修正して望んだのですから、まあまあと言わなければいけないでしょう。

これからトーナメントで勝負するために必要なこと は、「何が何でもいいスコアを出してやる」という強い気持ちが持てるかどうかです。海外から来る選手の中には、自分の国で借金をして日本に来ている選手が いますので、その彼女らに負けないだけの気持ちを持てるよう、自分の環境を作っていかなくてはならないと思います。簡単に言えば、自分を追い込む、また は、逃げ場をなくす、これしかないでしょう。

本人にもやる気が出てきたようだし、スウィングもプロらしくなってきたので、来年レギュラーツアーで優勝できるよう、今まで以上厳しく取り組んでいくつもりです。

No,0107