2008.2月の記事

02 27 2008

ジャパンゴルフフェァ

dscn0300.JPG毎年この時期に、東京の国際展示場(ビックサイト)で、国内外のゴルフクラブメーカーをはじめ、ゴルフに関するメーカー(芝刈り機や、測定器など)や旅行会社などが一堂に会して行われますが、今年は2月22日(金)~24(日)に開催されました。今回は、その報告をしたいと思います。

写真の説明から始めますが、ドライバーのヘッド部分とネジ回しのようなものがあります。これは、シャフトをヘッドに入れて、ソールのところでネジを回してシャフトの先端を固定することが出来るもので、すぐにシャフトの入れ替えが出来ます。今までの方法ですと、最初にヘッドを加熱してシャフトを抜き、そして新しいシャフトをヘッドの入れて接着剤で固定します。その作業時間は、接着剤が固まる時間を考えると、30分から1時間ぐらいかかります。しかし、シャフトをネジで固定する方法ですと、僅か数分でシャフト交換が可能になります。ただし、現在みなさんが使われているドライバーのヘッドや、シャフトをそのまま使うことは出来ず、この専用のヘッドとシャフトの先端にネジで固定できるキットが必要となります。近い将来、 ほんとに手軽にシャフト交換が出来るようななります。

もう1つ目を引いたのが、「ゴルフギャレージ」という会社が開発した、シャフトの曲がり具合を測定する器械です。シャフトの数箇所のポイントを測定して、どのぐらいまっすぐな場合と比較して曲がっているかを、器械に着いている目盛りに現れます。どのぐらい曲がっているかが、はっきりとした数値に表れますし、先端を固定して、360度シャフトを回転させると、シャフトの反対側(バットと呼びます)が、中心から振れながら回転しているので、シャフトの歪みがビジュアルに感じれるので、今まで何となくシャフトが曲がっているのだろうと感じていた私でしたが、「やはりこれだけ曲がっていたのか」と変にスッキリした気分になりました。以上です。

 

02 18 2008

一流の感覚

dscn0298.JPG今回は温故知新を休みまして、いろんなスポーツの一流 選手の言葉の意味を考えてみたいと思います。

最初に、写真の人物であるメジャーリーガーのイチロー選手の言葉を取り上げましょう。イチロー選手のインタビューを聞いていると「感覚」という言葉をよく耳にしますが、数年前のある試合で、イチロー選手はベースの手前でワンバウンドするボールを打ってヒットにしました。非常に珍しいケースなのですが、ボールがストライクかボールの判断、または、打つべきボールかそうではないのかを「選球眼」ではなくて、彼の感覚としては「選球体」であると言っていました。来たボールを打つのかどうかは、身体の反応に任せるということでしょう。

実際のゲームでは、ピッチャーの投げたボールは0.5秒未満でホームベースまで来てしまうので、バットを上から振ろうとか考えていては、とても対応できないと思います。頭で判断するのでなくて、身体が判断する、スポーツの真髄を表している言葉ではないでしょうか。

次は、ハンマー投げの室伏選手の言葉です。彼の投擲フォームを見たことがある人もいるでしょうが、彼の身体はもの凄いスピードで回転してハンマーを投げます。ある時、テレビのインタビューに、「ハンマーを投げる時は、身体の中心をゆっくり回す」と言ってましたが、どう見てもゆっくり回っているようには見えません。 また、彼が言っている「身体の中心」とは、具体的に腰であるとか、背骨であるとかではなくて、感覚的な「身体の中心」であると思います。その中心をゆっくり回すことによって、先端にあるハンマーが加速されて、凄い飛距離を出すのでしょう。

最後は、野球の松井秀樹選手の言葉です。プロに入ってから4,5年目の時、当時の監督であった長嶋監督からバッティングのアドバイスがあり、フォームを直して沢山のホームランをそのシーズンに打ちました。シーズン終了後のテレビ番組で、「今まではバットを速く振ろうとしていたが、そうではなくて身体だけを回転する」打ち方に変えたのです。そのシーズンでは、広島市民球場で場外ホームランを打つなど、ホームランの数だけではなく、飛距離も桁外れでした。ただ、メジャーリーグに移ってから、フォームが少し変わったように、私の目には映ります。

私たちは日常、箸を使って食事をしていますが、箸で物をつかもうとするとき、箸の先に意識はないはずです。ただつかもうとすれば、正確に箸でものをつかめます。道具をしばらく使っていると、道具も身体の一部のように使いこなせるのが、人間に備わった素晴らしい能力の1つでしょう。一流選手の話には、腕の先端の部分や、その先にある道具の話が殆どなく、身体の真ん中の話が多いのは、道具は身体の一部なので、そこに意識をおく必要はなく、人間の身体の中で一番力のある大きな筋肉の辺りを意識することによって、大きなパワーを外部に発揮できると言うことでしょう。

仕事柄多くの人のスウィングを見ますが、クラブヘッドの動きなどに気をとられている人に、調子のいい人は見ませんが、気持ちの良いナイスショットを打つためには、身体の中心に意識をおいたほうがいいようです。