2009.2月の記事

02 25 2009

温故知新***11

dscn0796.JPG「ナイスショットとは、物足らないものなんだよ。」   佐藤精一プロ

佐藤精一プロは、結構馴染みのあるプロだと思いますが、簡単に佐藤プロのプロフィールを紹介します。1932年(昭和7年)生まれで、千葉県にある我孫子CCクラブで修行され、青木功プロの兄弟子に当たります。日本プロゴルフ選手権と、日本オープン選手権に優勝されており、文字通りトッププロです。現在も、アマチュアゴルファーとラウンドしながら教えるレッスン番組に出ておられ、早口とせっかちな教えぶりは、印象に残る人は多いと思います。

佐藤プロのレンスン内容で、よく出てくる指摘の1つに、アマチュアゴルフアーがフォロースルーを飛球線方向に振ろうとすると、当然フィニッシュは高くなりますが、佐藤プロは「どうして空に向かってクラブを振るの?」「地面にあるボールを打つのだから、下に向かってクラブを振らなきゃ」と教えます。 全くその通りで、クラブヘッドを飛球線方向に出すと、まっすぐボールが飛んでいきそうですが、実際はそうではないのですね。

「ナイスショットは物足らないもの」とは、本当に意味の深い言葉で、長いプロ生活の中でつかんだ「名言」だと思います。これと同じ意味の言葉で、ノックアウトで試合に勝ったボクサーのコメントの中に、「軽くパンチを打っただけなのに、相手は倒れてしまった」と言うのがあります。 相手を倒そうとして、力いっぱい打ったパンチではないのに、相手が倒れるのが不思議だ、と言う思いがこめられているようです。しかし、力いっぱい打ったパンチでは、なかなかノックアウト出来ないのが現実だと思います。

筋肉の性質として、筋肉が早く動ける状態は、筋肉が柔らかい、すなわち力が抜けている状態の時です。軽く打ったパンチは、力が入ってない状態で打つので、パンチのスピードが速く、大きなエネルギィを相手に加えるから、相手はたまらず倒れてしまうのです。佐藤プロが言う「物足らないスウィング」も同じで、力が過剰に入っていないから「物足らなさ」を感じるのであって、柔らかい筋肉からスピードのある動きが、距離の出るナイスショットを生んでくれるのです。

逆に、「物足らなさ」を感じないスウィングは、身体に力感を感じて、体中の筋肉が硬くなった状態でスウィングするから、自分の意思に反して身体はスムースに動いてくれなく、距離の出るナイスショットは打てなくなるのです。ここが、ゴルフおよびスポーツの難しさです。「物足らない」と感じる動きが、自分の持っている最高のパフォーマンスを発揮出来ている時なのですが、ここを最高と感じれなく、もっと力を入れたら、もっと飛ぶと感じて力んだスウィングを身につけてしまうのです。何度も佐藤プロの言葉を、呪文のように繰り返し唱えれば、きっと上手くなれるはずです。

02 11 2009

泥棒がきました。

dscn0788.JPG私のショップに泥棒が入ろうとしました。警察の調書に書かれた言葉で言うと、「2月5日の午後8時15分から、2月6日の午前7時40分の間」に何者かが、ドアのガラスを破り中に入ろうとしたのです。しかし、結果はショップの中に入れず、ガラスを壊しただけで帰っていきました。その現場が、上の写真です。

何故、ショップの中に入らなかったかといえば、ドアに付いている鍵は、外からはキィーを差し込んで回し、内側は「サムターン」と呼ばれる手でつまんで回す物が通常ですが、私のところは 、内側からもキィーを差し込んで回すものなので、泥棒はガラスを割ってドアの内側に手を入れたけど、当然キィーを持っていないので、鍵は開けれずに、帰るしかなかったのです。2,3年前に今の鍵に換えたのですが、今思うと本当によかったと思います。

昨年の後半あたりから、ゴルフショップやゴルフの練習場に、泥棒が入ったという話は山ほどありましたので、用心はしていましたが「やはり来たか」という感じでした。それから、よく言われる「下見」ですが、泥棒が入ろうとした1週間から10日ぐらい前に、ちょっとおかしい「お客様」がショップに来ました。雰囲気としてお客さんではないとおおよそでは分かるので、すぐに「接客」に行き、顔を覗き込むように「いらっしゃいませ」というと、すぐに顔を背けて、「どうも」と言ってすぐに出て行きました。その人は犯人とは断言できませんが、それらしい印象は受けました。

こういう経済状況ですので、皆様十分にお気おつけください。次回はまた、「温故知新」を書きます。