2009.9月の記事

09 15 2009

ニューモデル

dscn1212.JPG新しいドラーバーが出来ました。ヘッド容積は、ルールで認められている上限の460cc、フェースの厚さは、シャロウでもディープでもない標準的は厚さです。新しいドライバーのキャッチコピーは何?と聞かれても、今まで以上に飛びます、なんては言えません。

一般ユーザーがドライバーに求めるものは、やはり飛距離です。といっても、ルールで厳しくゴルフクラブの構造が規制されている以上、 他社のクラブよりかなり飛ぶドライバーを作るのは、きわめて困難だと思います。ボールの飛距離は、ボールの初速、打ち出し角度、バックスピンの量で決まります。ゴルフクラブのヘッド部分や、シャフトによって、飛距離を決める「3つの要素」に影響を与えることは出来ますが、「ボールの初速」に影響を与えられる高反発のヘッドはもうつくれないので、「打ち出し角度」と「バックスピンの量」が最大飛距離を生むよい組み合わせにすることで、今よりも飛距離アップをすることは可能です。

「ボールの初速」は考慮外としておいて、「打ち出し角度」と「バックスピンの量」を変えることによって飛距離が伸びる例を示しましょう。今のドライバーショットの状態を、打ち出し角度12度、バックスピンの量4000回転とすると、これは明らかにバックスピンが多すぎて、最大飛距離は出ていません。スウィートスポットが高すぎるか、シャフトが先調子過ぎます。

ヘッドを換えるか、シャフトを手元調子に換えるか、または、両方とも換えることによって、打ち出し角度が15度位、バックスピンの量が2500~3000回転になれば 、おおよそ10~20ヤードぐらいの飛距離アップは可能です。

「ボールの初速」はヘッドスピードで殆ど決まってしまうので、ヘッドやシャフトによってここを大幅にアップさせることは、ほぼ不可能なことでしょう。

弊社の新しいヘッドは、ヘッドの中にジェルを入れて、ヘッド内部の重量配分を変え、それによって「打ち出し角度」や「バックスピンの量」を変えることができます。 ヘッドスピードはそのままで、もう少し飛距離を伸ばす、それが可能となります。しかし、そのためにはスピン量を計測したり、試打を何度もしなければなりません。

9月の20日ぐらいにヘッドが到着する予定ですので、新しいドライバーを考えている方は、一度ご相談に来られてはどうでしょうか?また、今回このドライバーを購入される場合は、いつも以上にお使いにならないクラブを高額で下取りさせていただきます。よろしくお願いします。

09 02 2009

飛距離の低下

dscn1096.JPG自分の飛距離が落ちてくる、なんともやりきれない気持ちになります。距離が落ちる原因は色々考えられますが、一番多いのは年齢によるものでしょう。「年だからしょうがない」と諦める前に、少し考えてみませんか。

ゴルフショップをしていて、「もっと飛ぶドライバーないのか?」と聞かれることは日常的です。今より飛ぶドライバーとして考えられるのは、より長く、より軽くが一般的です。しかしながら、今より重いドライバーに替えて、距離を伸ばそうという人には、残念ながら会ったことがありません。

軽いクラブに替えれば、スウィングは腕主体のものに変わりやすくなります。クラブを換えた当初は、スウィングは前の重たいクラブで作られたものですから、クラブが軽くなった分速く振れるので、距離はは少し伸びますが、やがて(というよりすぐに)手打ちが進行して、飛距離が低下してきます。そうすると、今まで打てた5番アイアンが打てなくなり、5番アイアンがキャディバックからなくなるでしょう。同じことを繰り返していると、6番アイアンもキャディバックからなくなるかもしれません。

今から5,6年ぐらい前でしょうか、重いクラブを使って距離を伸ばしたお客様がいました。定年を迎えたので、しばらくゴルフに打ち込みたいといわれるので、距離を伸ばす何かいい方法がないかとの質問に、使わないドライバーがあれば、そのクラブにスチールシャフトを入れて、それで練習をすればよい結果が出るかもしれません、と提案しました。

その人は、熱心に練習を重ねて、半年から1年ぐらいで20ヤードぐらい距離を伸ばしたように記憶しています。

あと肉体面から考えると、飛距離の低下の原因として、筋力の低下より、柔軟性の低下のほうが大きいと思います。石川遼プロは、トーナメントプロのなかでも、一番飛ぶ部類に入っています。それでは、彼の筋力は相当なものかといえば、必ずしもそうとは言えません。石川プロが野球場に立って、ピッチャーの投げる硬式ボールをバックスクリーンに打ち込めるかといえば、ほぼ不可能といえるでしょう。

何故ならば、ゴルフボールは約46gに対して、硬式ボールは約150gあります。ボールを打ち返す道具も、ドライバーが約300gに対して、バットは約900gです。プロ野球のホームランバッターのような筋力は、ゴルフでは絶対に必要というわけではなく、石川遼選手のように、柔軟な体があれば、ゴルフにおいて相当な飛距離が出せるわけです。

飛距離が落ちてきた人の身体を見ていると、肩甲骨の周りの硬化が顕著です。ここを柔らかくすることによって、昔の飛距離を取り戻すことは、十分に可能と私は信じています。(具体的な方法を、文字であらわすのは少々大変なので、興味のある人は、直接お問い合わせ下さい。)