2009.12月の記事

12 31 2009

1年間お世話になりました。

dscn1441.JPGあっという間に1年が過ぎ、年末のご挨拶になりました。

今年は、石川遼選手の活躍で、ゴルフ中継が本当に興味深く見れました。中には、本当にワクワクドキドキの試合展開があり、18歳にもかかわらず、勝負師の本領を見せてくれた気がします。またインタビューの受け答えなど、誠実な態度には感心させられることが多いです。来年も、怪我や故障などなく、力いっぱい活躍することを心から祈っています。

今年の最後の方に、タイガー・ウッズのスキャンダルがマスコミを賑わせましたが、私はスキャンダルそのものよりも、アメリカの高額所得者が離婚した場合の慰謝料などを、結婚する時にすでに決めていることの方が驚きでした。

例えばタイガーの奥さんは、タイガーが家にいる時に夕食を作るのは、愛情ではなく契約だから作るのかもしれません。私には、そんな感じがしてなりません。物質的には満たされていても、心が満たされる生活は期待できないように思います。アメリカの乳幼児の死亡率は、南米のそれほど豊かではない国よりも高いという話を聞きました。アメリカでは、満足に医療を受けられない貧しい人々が多数いるということなのでしょう。

お金持ちの人は、さらにお金持ちになるような制度をつくり、貧しい人たちのことはどうでもいい、日本からアメリカを眺めていると、そんなことを感じるときがあります。やはり、みんなが幸せになるような方法を考えないといけないのではないでしょか。来年は、今年より少しでも心安らぐ1年になってくれればと思っています。皆様、よい年をお迎え下さい。

12 28 2009

オリジナルクラブ

dscn1440.JPG各ゴルフメーカーから、2010年モデルが発表されましたが、2008年や2009年モデルと比べて、大分進歩したなと感じさせるものはあまりなかったようです。しかし、それは当然のことで、1年や2年単位で見れば素材が大きく変わることや、それに伴う形状の大きな変化など、起こることは考えにくいものです。「新製品」だから、更なる飛距離アップなど期待したいものですが、客観的に見ると「前のクラブと全然変わらない」と心の中で思ってしまいます。

写真は、一番下が今私が使っているクラブで、真ん中がベン・ホーガンの「エイペックス」というモデル、そして一番上が、当店のお客様が作られたオリジナルクラブです。ベン・ホーガンの「エイペックス」は、1970年代に大変流行したクラブで、当時はそれほどアイアンの種類もなかったのですが、当時の憧れのクラブの1つでした。

今、この「エイペックス」を打ってみても、全く普通のクラブで打ちにくいことはありません。ロフト通りの距離が出るし、打感も今自分が使っているクラブとなんら変わりません。すなわち、30年以上の間に、軟鉄鍛造のクラブは大きな変化は起きていないといえます。最近、オリジナルクラブを注文されるお客様が随分増えました。特に、自分のイニシャルや名前を入れる人が増えました。

クラブに自分の名前を入れるということは、このクラブを長い間使い続ける「覚悟」を示しているように思われます。ミスショットが出たら、クラブのせいではなく自分のせいと 自分に言い聞かせて、同じクラブを長く使い続ける、そして大事に使っていれば、クラブの「味」が出てくる、これもゴルフの楽しみ方の1つでしょうか。

12 19 2009

スコアライン

dscn1424.JPG弊社ウェッジの宣伝に、初めて動画をホームページに入れてみました。撮影は、日本ラインゴルフ倶楽部の練習場で行いました。バンカーやアプローチショットなどでき、アプローチショットなどは最高100ヤード近くのショットが芝生のうえから打てる、素晴らしい施設です。

撮影前に、グリーンの色んな方向からアプローチをしてみたのですが、グリーンの奥から打ったほうがよくスピンがかかるのです。つまり、実際にショットした方向から、グリーンの奥の方へ少し下っているような感じです。そして、グリーン面が傷まないように、かなりグリーンが硬くなっていました。映像としては、スピンのきいたボールの転がりがいいわけですから、よりスピンのかかる写真のクラブを使って撮影を行ったのです。

写真のウェッジはスコアライン(フェースにある溝)がありません。これは、お客様に溝がスピンをかけるのではないことを体感してもらうために、あえて作ったクラブです。5番アイアンより7番アイアンの方がスピンがかかるのは、7番アイアンの方が傾斜が強いため、インパクトした瞬間にボールがフェースの上の方に駆け上がる量が増えるからです。そして、ボールがフェースの上を駆け上がるためには、フェースが滑りやすい状態ではダメということです。

すなわち、ボールがフェースの上方向に駆け上がるためにはフェースとボールの「摩擦」が必要です。溝の中は空間ですから、そこには「摩擦」はありません。角溝のようなウェッジでショットした時、ボールの表面が削り取られて、スコアラインにボールのカバーの一部が付着することがありますが、それはスピンがよくかかっていることを示すのではなく、逆にスピンの量が減っていることを示すものです。

りんごの皮をむく時、皮がうまくむける時はりんごは動かず、ナイフが皮をむいて行くのです。ボールの表面が削られるのは、ボールが回転していない、または、回転の量が少ない時におきますから、スピン量は当然減ります。写真のようなスコアラインのないクラブでは、ボールの表面を削り取ることは絶対にありませんので、ボールと芝生に水分がなければ、一番スピンを生み出すクラブといえます。

納得できない方は、大勢見えると思いますが、興味のある方には写真のウェッジを貸し出すことも出来ます。また、来年からこのウェッジも、製品として売り出す予定ですので、試してみて下さい。