2010.7月の記事

07 31 2010

ネッククーラー

dscn2275.JPG写真は、「ネッククーラー」と言って、グレィの部分を首にあて、黒い紐(ゴムになっています)を絞めて首に巻きます。グレィのところを少し水に浸して首に巻くと、予想した以上に冷却効果があります。これを使用する前は、首の周りの風通しが悪くなるのではと思ったのですが、実際は全くその逆でした。

首には、沢山の血管が通っているようだし、また最近知ったこととして、人間が消費するカロリーのうち、脳だけで5分の1を消費するそうです。よく将棋の棋士が、対局すると(おそらく8~10時間ぐらいの対局)2,3kg体重が減るということを云いますが、納得できる話です。人間ですから、色んな作業や仕事をする場合、最適な体温や周囲の気温があるはずです。

最近の夏は、人間の体温より高い気温の日がありますが、そのような気温のもとで身体を動かせば、間違いなく「オーバーヒート」の状態になると思います。この「ネッククーラー」は、水に浸すだけですから、ひんやりするようなことはなく、手のひらで触ればほんの僅かぐらい、気温より低いのかなという程度ですが、これを直接首に当てると随分楽になります。体温の上昇を防ぐ効果は、かなりあると言えそうです。

ゴルフだけでなく、私は自転車に乗る時には必ず使用しています。ウォーキングや外での掃除、買い物など広い用途で使えます。(朝日ゴルフ社製:995円/税込み)

07 20 2010

プロフェッショナル

dscn2233.JPG今年の3番目のメジャートーナメントである全英オープンが終わり、南アフリカのウーストハイゼンという全く無名の選手が、2位に7ストロークの大差で優勝しました。大会3日目ぐらいに初めて彼のスウィングを見たのですが、全く作ったところのない躍動感あふれる、素晴らしいスウィングをしていました。南アフリカの選手のスウィングを頭に浮かべると、エルス、グーセン、イメルマンなど全ての選手に共通しているのは、作られたところがない「自然」な動きです。きっと、素晴らしい指導者が、南アフリカにはいるのでしょう。

最近のゴルフトーナメントで、興味深い試合がいくつかありました。1ヶ月ほど前に、アメリカのトーナメントでシニア入りしたコーリー・ペイビン選手が、レギュラーツアーでプレーオフに残り、最終的にはプレーオフで負けて2位だったのですが、ツアーの中で一番飛距離の出ない選手が、プレーオフまで残るという痛快なゴルフを見せてくれました。

パットをミスしても、怒りを表すようなポーズをとらないし、素晴らしいショットでピンそばにつけて、ギャラリーからの大きな拍手にも、軽く右手を上げて応えるだけです。「自分ができることを、やり続けるしかないんだ」という心境なのでしょうか、昔以上に淡々とゴルフをしているような感じを受けました。彼のプレー振りを見ていると、これぞプロフェッショナルと唸らされます。

7月の上旬にあった女子プロのトーナメントで、不動裕理選手が、最終ホールで長いバーディーパットを入れて優勝しました。彼女にしては珍しく、パットが入った瞬間に、右コブシを頭の上に突き上げていました。あとから、優勝インタビューの時、「変なことをした」と言って、少し照れていましたが、思いがけなくパットが入ってしまった、と言う部分が少しあったのかもしれません。リプレーでみると、かなりのスライスラインでしたので、「3パットにならないように」という思いは、当然あったはずです。

写真は、日本女子プロ協会のメンバーガイドで、表紙にのる人は前年度の賞金王です。しばらくの間、表紙はいつも不動選手でした。この前のトーナメントで、「私なんかを、こんなに大勢の人が応援してくれている」といって、少し涙ぐんでいるように私には見えましたが、彼女の最大の魅力は『謙虚さ』でしょう。彼女の自分の気持ちを表す言葉は、聞いていてすがすがしい気持ちになります。今年は、是非賞金王になってもらいたいです。

07 01 2010

ぶれる!?

dscn2184.JPGここで云う「ぶれる」とは、ショットがぶれることではなく、やっていることが『ぶれる』ことを言っています。

こちらから聞いているわけでもないのに、「スウィングのここが悪い』とか「あそこがダメだ」といってくる人がいます。自分のゴルフの調子が悪いと、何となく耳を傾けたくなる時があります。的を得たアドバイスならありがたいのですが、間違ったアドバイスをもらったら、結果は良くなることはありません。DVDや本を買って、そこで云われているスウィングを練習してみます。ところが思ったような結果がでなくて、「やはり、これは自分には合わない」と判断して、違うDVDや本を買って再び『研究』に取り組みます。ところが、今度もまた結果が思わしくない、このような経験をした人は、自分も含めて、周りに大勢いるのではないでしょうか?

これをずっーと繰り返していくと、少し調子が悪くなると、「今と違うやり方を試そう」という気持ちが起きてきて、昨日までやってきたこと違うことをやり始めます。そして、やがてそれが「習慣」のようになって、当たりが悪くなると次の方法、そしてまた次の方法と、それが際限なく続いていくのです。これが、スランプを長期化させる原因となります。半年や1年という期間ではなく、数年や10年以上同じ状態が続くのです。

そういう状態にいる人は、しばしば「分かった」「やっと分かった」という言葉を時々口にすることがあります。分かったのであれば、その練習を続ければよいのに、人間であるから調子の悪い時もあるのが普通なのですが、調子が悪くなると違う方法を始めるという『癖』が身についてしまっているため、何の抵抗もなく、『分かった』はずの方法を捨ててしまいます。そうすることによって、不調(それが今の実力かもしれませんが)がずっ-と続いていきます。

私の野球部に所属していた下の息子が、2年生の秋のとき、やる気をなくしているのが感じられたので、何が上手くいかないのか話を聞いて、それから上手くなるために練習をしよう、ということで2人で始めました。バッティングでは、インパクト直後に両腕を伸ばすように、ということと、最後までしっかり振り切る、この2つを教わって、それを実行しているので、ボールに上手く当たらないし、またボールに当たったとしても、遠くに飛ばない状態になっていました。

最初に、腕を伸ばしてはいけないことと、振り切ったらいけないことを、理屈で説明して、それから打てるためのバッティングフォームにするための練習を始めました。結果から云えば、やってきたことは正しく、3年生の5月ぐらいからかなり打てるようになりました。以前は、かするのが精一杯だったバッティングセンターの速球も、殆どのボールをセンター方面へライナーを連発するというまで変わりました。

練習を続けていく中で、バットの芯にボールが当たらない日が続くことがありました。息子としては、この練習でいいのだろうかと思うし、私としても、いつになったら芯に当たるようになるんだろう、という不安がありましたが、私がここで『ぶれる』ことをすれば、絶対成功しないことは感じていましたので、同じ練習ですが、少し変化をつけて練習を繰り返していきました。

まず最初に何が正しい練習かを知ることは、意外と難しいことですが、もしそれが分かったら『ぶれず』に続ける、これしか上達する道はないのでしょう。