カテゴリー : お店からの告知 の記事

08 11 2006

バンカー

写真:当店に開設したバンカー練習場ショップの駐車場の横に、バンカーを作りました。屋根付きで、雨の日も練習ができ、30分500円の使用料で練習できます。

バンカーショットは、他のショットに比べてきわめて特殊な面がありますが、それは、たった1度のミスショットで、完全な恐怖症になれることです。

私が大学2年生のとき、栃木県のあるゴルフ場で、秋のリーグ戦が行われましたが、15番ホールの左ドッグレッグのミドルホールのセカンドショットをややショートして、ボールはグリーン手前のバンカーにつかまりました。何でもないバンカーショットだと記憶していますし、その時バンカーショットを苦手だと感じていなかったと思います。

普通にショットしたらホームランとなり、グリーンの向こう側のバンカーに入りました。そして、そのバンカーからショットすると、またホームランになり、最初のバンカーに入りました。ただただ信じられない、という気持ちでいっぱいだったことを覚えています。

それから数年、バンカーショットをする時は、いつも不安な気持ちでショットしていたので、ピンの近くによることは、あまりありませんでした。

グリーン周りのガードバンカーからショットする場合は、通常エクスプロージョンと呼ばれる、ボールの少し手前の砂を叩いて、砂の爆発する力でボールを飛ばす方法が用いられますが、これは、ピンまでの距離からすると、かなり大きなスウィングをするので、直接クラブヘッドがボールに当たると、はるか彼方までボールが飛んでいくという不安があるのは当然でしょう。

1度この不安な気持ちを持ってしまったら、それを取り去るには、バンカーからボールがうまく脱出できた経験を沢山するしかないのではないでしょうか。そのためにバンカーを作りました。

No,0079

04 23 2006

スピンのかかるサンドウェッジ

写真:AMATEURISMの新ウェッジゴルフ中継を見ていると、プロの打ったアイアンショットが、ピンをオーバーしたところに落下して、バックスピンでピンの方に戻ってくるシーンを見かけます。我々アマチュアからすれば、一度はあんなショットが打ってみたいと、あこがれるようなショットです。

写真は、もうすぐラインナップに登場する、よくスピンのかかるサンドウェッジです。なぜスピンがよくかかるかと言えば、写真でもわかると思いますが、ソールの少し上が削ってあって、その重量をヘッドの上の部分に移して、スウィートスポットが高くしてあり、縦のギア効果でスピンを多くします。そして、フェースにある溝(スコアライン)は、まったく普通のものです。

ハイスピードで、バンカーショットのインパクトを見た方はわかると思いますが、フェースの上をボールが回転しながら登っていくように見えます。クラブにはロフトがあるため、インパクトの瞬間にボールがフェース面を少し上のほうに転がる、それがバックスピンの正体です。また、ゴルフクラブの特性として、スウィートスポットの上で打つと、バックスピンが少なくなり、逆にスウィートスポットの下で打つと、バックスピンは多くなる、これが縦のギア効果と呼ばれるものです。

ウェッジの宣伝のコピーを見ていると、フェース面の溝の角が鋭利になっており、それがボールの表面を削って強烈なバックスピンをかける、なんてものがありますが、ボールを打った後、フェースの溝にボールの表面の白いものがついていることは、フェースの上をボールが滑っていることを意味します。りんごの皮をむくとき、ナイフが皮をむきながら、リンゴの表面を移動していきます。逆に、リンゴの表面が硬いか、ナイフの切れ味が悪いために、うまく切れずに、思わず手からりんごが落ちることがありますが、あれはりんごに回転が生じて、手から滑り落ちるのです。

今から15年ほど前に、フェース面の溝を彫刻して、今で言う角溝にしたクラブをつくりましたが、浅いラフからのショットはよくボールが止まるのですが、フェァウェイから50ヤード、60ヤードのサンドウェッジのショットは、あまりスピンがかかっていませんでした。もちろん、ショットの後には、フェース面にボールの削れた白いものがついていました。いろいろ考えて、以上のことがわかったのですが、スピンがあまりかからなくて、しかもボールが早く悪くなってしまうなんて、これはダメだと思い、それ以後は普通の溝のクラブしか作っておりません。

このサンドウェッジを、モニタープレゼントしますのでお楽しみに待っていてください。

No,0068

06 09 2005

シンプルに考える

写真:ダブルチャンスの商品の写真先月は、スライダーのモニターに448名の方がご応募していただき、本当にありがとうございました。これからも、スライダーのモニターを継続して募集する予定でいますので、またご応募してください。今回、ダブルチャンスの商品として、写真のナイキ製シューズケース(布製です)を5名様にプレゼントいたしますので、奮ってご応募ください。

今回のテーマ***

昔、女子プロの森口祐子さんから聞いたのですが、彼女は初めてクラブを握った日から起算して、プロのテストに受かるまでに要した期間は、たったの1年1ヶ月だそうです。高校3年生の9月に生まれて初めてクラブを握り、翌年の10月のプロテストに合格したのです。その当時のプロテストは、合格ラインのスコアが設定してあり、そのスコア以下でプレーすれば合格という形式で、森口さんが受験した時は、コンディションが悪くて、合格者は森口さんただ1人というから、本当に驚きです。

私は仕事柄、男子、女子のプロと話す機会が多いのですが、彼らの中には、ゴルフを始めて1年ぐらいで、パープレーぐらいのスコアをマークする人は結構います。だが、彼らの中のいくらかは(おそらく半数以上)、トーナメントに出場する資格を持っておらず、たまに出場するマイナーな試合で、75,76ぐらいのスコアでプレーしています(ここが大事なところです)。

初めてボールを打った日から1年で、どれくらいの技術が身に付くものでしょうか。身に付くものは、芝生の上のボールを打つ感覚、砂の上のボールを打つ感覚、アプローチやパッティングの距離感などの「感覚」であって、ロブショットなどの細かい技術の習得までは、時間が足らないと思います。しかし、ロフト通りの弾道で、小細工をせずにボールを打つことが出来れば、パープレーも可能だということです。先ほど述べた、現在トーナメントに出場できないプロと技術面の話をすると、非常に細かいことを言います。

テークバックの通る道であるとか、コックをリリースするタイミングとか、雑誌によく出てくる話です。厳しい言い方になりますが、彼らはデビューした時よりもスコアが悪くなっているのに、そこに目が行かないのです。スコアが悪くなっているということは、今おこなっている方法が間違っているということではないでしょうか。

トップオブスウィングのとき、右腕の形は「出前持ち」のような格好になる、という話をしますが、もし、「出前持ち」の形にしようとすれば、この時点でボールはうまく打てなくなります。トップオブスウィングでの右腕の形に意識が行ってしまい、ボールを打つという大事な「感覚」が希薄になるのです。スウィングのことで、頭がいっぱいになると、長年ゴルフをやっていても、空振りする人もいます。

ゴルフ畑に登場している水島さんは、半年くらいで飛距離は20ヤードほど伸び、スコアもかなりよくなりました。また、私が以前教えていた人は、ゴルフを始めて5ヶ月ぐらいで初ラウンドし(私が一緒にプレーしました)、その時のスコアが108でした。2回目のラウンドで99、そして80台のスコアを出すのに10ラウンドはかかりませんでした。その方は、週に2回ほど仕事帰りに、私のところの練習場でボールを打つ、全く普通の人です。その人にアドバイスしたのは、クラブの動きなど気にしないで、全身の筋肉を軟らかくしてボールを打つ、だけです。今、調子の悪い方にやってもらいたい練習は、グリップをゆるく握り、何にも考えないで、「いい加減」にボールを打ってみてください。本当にいい加減にボールが打てれば、芯に当たるはずです。一度試してみてください。

No,0039