カテゴリー : ゴルフのスキル の記事

03 11 2007

上達の停止

写真:当店のバンカー最近、このホームページ自体のデータ量が多くなりすぎたらしく、上手く作動していない所があるのですが、早急にホームページの構成内容を変えますので、しばらくお待ちください。

「上達の停止」は、プロ、アマを問わずに、頻繁に見られることです。

ゴルフの好きな平均的アマチュアを想定すると、ラウンド数は、月1,2回、練習は週1,2回ぐらいではないかと思いますが、このぐらいのペースでゴルフを続けると、個人差はありますが、3,4年でピークがくるように思います。ピークが来るということは、そこで上達が止まるということです。3,4年たつと、コースでのプレーにも慣れ、ある程度、ゴルフが分かった感じがするときなのでしょう。

その後も、続けて練習はするのですが、時々はいいスコアもでることもありますが、一年単位でスコアの平均をとると、あまりスコアが良くなっていないことが多いのではないでしょうか。

プロを見ていても同じことが言えます。20代前半でプロテストに受かり、それから10年たっても試合に出れず、予選会のスコアを見ても、73,74,75ぐらいのスコアでラウンドしている選手は大勢います。

これは、以前にも書きましたが、長く続けていることの、悪い意味での「慣れ」が生じてくるのでしょう。これが、練習に対して集中力を欠いたり、新鮮味がなくなって、マンネリ化した練習になったりするのでしょう。

長い間、どうして上達が止まるのか、私の中での大きなテーマでした。ただ、集中力を持って練習に励めといっても、なかなか出来ることではありません。そこで、たどり着いた1つの結論は、新しい技術を1つだけ身につけるということです。たとえば、スライスはよくでるが、フックボールは打てないのなら、とにかくフックボールが打てるように、練習します。最初から上手く打てるはずはありませんが、とにかく左に曲がりさえすればよい、そのぐらいの大雑把な考えで始めればよいと思います。これが練習に、集中力を生んでくれるのです。

イチロー選手の言動を見ていても、やはり同じ考えを持っているなと思います。「今年は外角低めのゾーンを、ボール1個分だけ広げる」と話すことは、新たなことに挑戦して、集中力の維持を図っているのでしょう。

上達を望むなら、特別に難しい技術である必要はなく、今の自分に必要なショットを、1つだけ練習することで、上達を抑えている「壁」を破れるのではないでしょうか。

No,0097

02 25 2007

混迷の循環

写真:ハンディービデオカメラ「スランプ」とは、よく口にする言葉です。調子が悪くなることをさす言葉ですが、「スランプ」を正確に表すと、原因がよく分からないが、なぜか調子が出ないことを言うらしく、調子が出ないことに対して、ハッキリと原因があれば「スランプ」とは言えません。しかし、ここでは調子の悪くなることを「スランプ」と呼びましょう。

一時的なスランプであれば、写真のようなビデオを使って、いろんな方向から撮影して、スウィングに対して、正しい知識と豊富な経験を持った人に見てもらえば、スランプ脱出の糸口が見つかるかもしれません。

ゴルフの場合、スランプが一時的なものでなく、数年に及ぶことがしばしば見られます。プロゴルファーにもみられますが、デビューしてすぐに優勝して、将来を嘱望されていた選手が、数年したらテレビの画面にも出た来なくなったりします。近くでトーナメントがある時、その選手の名前が、出場選手の中にあれば、見に行ったりしますが、デビュー当時の切れのあるスウィングはどこにもなく、とても良いスコアを期待することは出来ないゴルフをしています。

このような状態は、プロもアマも同じように起こると考えられます。自分のゴルフを何とかしなくてはいけない、または、もっと距離を出して、他の人に負けないようにしなくてはいけなし、というような「焦り」の状態になったりします。

数年にわたってレッスンをしていて、結果の出ない人の共通した特徴として、「混迷の循環」に陥っています。肩をしっかり回さなくては、軸がぶれないようにしなくては、最後までしっかりと振り切らなくては、など色々本人は考えて練習しています。上に上げた3つのことは、すべて間違いなのですが、それをしてはいけない理由を説明して、本人に理解してもらったはずが、また、半年や1年たったら、同じ事を繰り返しています。それを、ずっーと繰り返しています。これを私は、「混迷の循環」と呼んでいます。

これとは反対に、レッスンをしていて、3ヶ月や半年ですごく進歩する人がいます。半年で、飛距離が20ヤード以上伸びたり、スコアが10ストロークぐらい上がったりします。このような人たちの特徴は、「愚直」に1つのことに取り組んでいます。

今調子の悪い人が、どうやったら良いゴルフが出来るようになるかといえば、現在のスウィングの問題点を正確に把握して、それを矯正するための正しい練習方法を選び、それだけを数ヶ月ぐらい続けることです。これを途中でやめてしまったら、「混迷の循環」に陥るのではないでしょうか。

No,0096

02 11 2007

ヘッドの大きさ

写真:ボールとアイアンゴルフボールの直径は、1.68インチ、やく4cm2mmであります。
その半分は、2cm1mmですが、ボールの上下方向に2cmずれたれたら、大変なミスショットだということは、容易に想像できると思います。

それでは、どのぐらいのずれがあると、ミスショットと感じるのかを、私とプロの佐藤丹美で実験してみました。

アイアンクラブのフェースには、スコアラインすなわち溝がありますが、溝と溝の間隔は、おおよそ3mmぐらいです。そして、フェースに感圧紙を貼ってショットするたびに、スコアライン何本分ずれたかを調べました。使用したクラブは、弊社のモデルのD-8で、私も佐藤丹美も現在使っているクラブです。

だいたい2人の感覚は一致していましたが、溝の幅1本か1本半ぐらいで、ナイスショットとハーフトップ気味のショットとなりました。具体的にあらわすと、下から6本目の溝から下に向かって、ボールのマークが付いたのがナイスショットで、下から5本目か、4本目と5本目の間からボールマークが付くと、ハーフトップ気味のショットでした。意識的にトップボールを打ってみて、溝3本ずれると、相当なトップボールという感じです。

仮に5番アイアンを使ってグリーンを狙った場合、溝1本か1本半ずれたら、グリーン手前のバンカーで、溝3本ずれたら、そのバンカーにさえ届かない、という感じでしょうか。

クラブのスウィートスポットの大きさを気にするゴルファーは多いし、スウィートスポットの大きさをアピールする宣伝も多くありますが、ノータッチでプレーしようとすれば、あまり大きなヘッドを必要ないように思えます。

写真のフラットバックの5番アイアンのフェースの大きさは、7cmから8cmぐらいあります。アマチュアが使うには、ヘッドが小さすぎるということはないと思いますが、いかかでしょうか。(ただし、大きなヘッドが、構えた時の安心感につながれば、それは大事なことで、そのクラブを使う利点はあります。)

No,0095