カテゴリー : ゴルフのアイテム の記事

11 20 2006

ゴルフクラブの販売

写真:お店に並んでいるクラブ私のところにレッスンに来られるお客さんで、先日ラウンドしたときの話になり、ドライバーで大きなバナナスライスが出て、3発OBがありよくなかった、と言われたのですが、
スウィングを見ると、スライスが出る傾向にありますが、大きなバナナスライスが出るようなスウィングではなかったので、アイアンはどうでしたかと聞いたら、アイアンはまあまあだったと言うのです。

そこで、クラブのセットを見せてもらったら、アイアンはグースネックのキャビティアイアンでしたが、ドライバーは400ccぐらいのもので、重心角がかなり小さく、どちらかと言えば、フックに悩む人用のドライバーでした。その人は、ゴルフを始めてまだ日が浅く、どんなクラブが自分に合うのかわからないため、お店に人相談したら、そのドライバーは良く売れているという理由ですすめられ、購入されたわけです。

私のところでは、お客さんがクラブを買いに来られたら、まずボールを打ってもらうようにしています。そこで、グリップとスウィングを見るのは当然ですが、ラウンドと練習の頻度を聞きます。何故かというと、ラウンドや練習の頻度が多い人は、重めのシャフトの付いたクラブをすすめ、反対の場合は、軽めのシャフトを勧めます。その理由は、ボールを打つ機会の多い人は、重めのクラブを使うことによって、全身を使ったスウィングになりやすく、いいゴルフの出来る可能性が多くなるからです。

体の具合が悪くお医者さんに行ったら、先生は何も診ずに、今は風邪がはやっていますから、風邪薬を出しておきましょうといったら大変です。その人は、おなかの具合が悪くてお医者さんに行ったのですから。ゴルフクラブをお客さんに売るのも、これと同じだと思いますが。

No,0088

06 20 2006

クラブ測定

写真:クラブ測定器写真は、ゴルフショップなどにおいてあるクラブ測定器で、ロフト角、ライ角、フェースプログレッションなどが測れます。

シャフト交換の相談に来られるお客様の中で、「ボールの弾道が高すぎるので、シャフトを代えたら何とかなるだろうか?」というものが結構ありますが、そのお客様のドライバーを見せてもらうと、たいていの場合、表示ロフトより実際のロフトがかなり多いことがよくあります。

実際にあった例で説明しますと、日本の大手メーカーのクラブで、そのクラブはよく売れているものですが、表示ロフトは8.5度、実際に測定したロフトは10度を少し超えていました。スウィングを拝見したら、なかなかのハードヒッターで、ボールは上がり過ぎるだろうと感じました。このケースの場合、シャフトを変えても、極端に弾道が低くなることは期待できません(ただし、スチールシャフトに変えて、シャフトの長さを短くすれば、弾道がかなり低くなります)。アメリカの大手メーカーのクラブでも、このようなことはよくあります。

今から10年以上前であれば、表示ロフトと、実際のロフトにかなり隔たりがあっても、しょうがないところはありました。チタンの製造方法が色々研究され、どうしたら精度を上げ、またローコストで出来るのが、いろんな方法を試みたときです。チタンの製造技術がかなり進歩した現在で、なぜ表示ロフトと、リアルロフトにかなりの差が出るのでしょうか。

大手メーカーであれば、契約しているプロに支払うお金、広告宣伝費など、多額の経費がかかるのでしょう。また、メーカー同士の競争も激しいため、製造コストを少しでも下げる必要から、少しでも安く出来る方法、また、少しでも安く出来る場所を探すのは当然ですので、今のような状況は、ある程度今後とも続くと思います。出来るのであれば、購入する際に、クラブを測定してもらうと、間違いのないクラブが手に入ると思います。

No,0074

06 10 2006

低反発ドライバー

写真:ドライバーのヘッド2008年1月1日から、高反発ドライバーがルール上使用できなくなります。もちろん、全くのプライベートラウンドでは関係ありませんが、ルール違反のクラブを使っているというのは、決して気分のいいものではありません。弊社のクラブを、プロが試合で使いたいと言っているので、試合で使えるようにしなくてはいけないのですが、どういう手続きが必要かといえば、ゴルフの総本山といわれる、イギリスのR&Aという所にクラブヘッドを送り、そこで検査してもらって、OKならR&Aのホームページにリストアップされて、晴れて弊社の製品が試合で使ってもよいことになるわけです。写真は、昨日発送したNS(監)という製品で、7月中に発売する予定です。

R&Aへのクラブの提出は、日本ゴルフ協会を通じても出来ますが、余分にお金がかかりますので、直接提出したわけですが、今回驚いた(または勉強した)ことは、ソールに書かれているロフト角のことです。写真のクラブヘッドのソールに書かれているものは、上から順にアマチュアリズムのマーク、名前、NS(監)、1、赤い文字で「ルール適合」と英語で書かれている文字、およびLoft 10以上です。このクラブのロフトのバリエーションは、9度、10度、11度ですが、今回R&Aに送るのは、10度のみなので、低反発として認定されるのは「10度」だけなのです。9度と、11度を低反発クラブとしてリストアップさせるためには、両方のヘッドも送らなくてはならないのです。

今回は、1日でも早くR&Aに送りたかってので、中国からとりあえず1個でいいから、早く送ってもらったのが悪い結果となりました。今までのように、自由にクラブが出来なくなり、本当にわずらわしい限りです。

以前にもここに書きましたが、プロもアマもクラブに関して同じルールで規制するのはあまり感心しません。年齢を重ね、飛距離が落ちて、以前は2オン出来たホールが、2オンできなくなる、これはさびしいことだと思います。そういう人は、驚異的に飛ぶドライバーと、異常に飛ぶボールでプレーすればいいのではないでしょうか。プロの試合や、オープン競技には、クラブやボールに厳しい規制を設け、飛ばないボールと飛ばないドライバーで競技すれば、コース改造に多額のお金をかける必要もなくなります。皆さんは、どう思われますか?

No,0073