06 16 2010

特売をします

来週特売のための値段決めをUSTREAMライブで行います。皆さんのリクエストでお値引きできる商品もあると思いますので、是非是非ご覧下さい。

>>予告編はこちら!!

06 03 2010

スコアライン

dscn2117.JPG今度は、スコアライン(フェースにある溝のこと)の規制です。この溝の規制は、今年はプロのツアーのみに適用され、2014年度からはアマチュアの公式な競技に適用されます。ただし、現段階ではクラブ競技レベルでは、適用しない方針のようです。

このルール改正の趣旨は、ラフからショットした場合、フェアウェイからショットした場合と大きな差が出ない、つまりバックスピンが著しく減少しないので、ラフの意味(ラフに打ち込んだら、次のショットの難易度が上がる)が少なくなっているから、ラフからショットしたらボールが止まらないような、溝の形状や深さにしましょう、と言う話のようです。ただし、ここで言っている「ラフ」とは、ボールが草で覆い隠されるような「ラフ」ではなく、草の長さが短く、また凄く草が密集しているラフではないようです。草が密集していて、ボールが沈んでいるようなラフからは、どんなクラブで打ってもバックスピンは、あまりかからないでしょう。

バックスピンはなぜかかるのかを、もう一度考えてみましょう。写真は、スコアラインのないウェッジです。このクラブを実際にコースで使ってみて、スピンがよくかかるので購入されるお客様もみえます。

5番アイアンより9番アイアンの方が、バックスピンはよくかかります。9番アイアンの方が傾斜(ロフト)が大きいので、ボールとフェースが衝突した時、ボールはより多くフェースの上の方へ駆け上がろうとします。ヘッドスピードの速い人が、より多くのバックスピンがかかるのも同じ理由で、クラブヘッドがより速いスピードでボールにぶつかれば、ボールはより勢いよく、駆け上がろうとします。ボールとフェースが接触している時間は、数百分の1秒ですが、その僅かな時間のこのような現象が起きているのです。

もし、フェースの表面が滑りやすい材質であったら、バックスピンはかかるでしょうか?答えは、ノーです。ボールとフェースは、滑りやすい関係ではいけません。ウェッジでショットすると、スコアラインにボールの表面のカバーが削り取られて、溝の中にボールの表面部分が残っていることがあります。この現象は、溝の角の部分で、ボールに強いバックスピンを与えている印象を与えますが、実際はその逆で、ボールの表面を削るという事は、ボールがフェースの上を滑らないと起こりえません。ボールが傷つき、スピンも減る、まさに両損ですね。

溝自体も空間ですから、摩擦は起こりえません。ボールとフェース部分に水分がない状態であれば、溝なしが一番摩擦が大きい(スピンがかかる)と言えます。最近のトーナメント中継を見ていると、溝のことを盛んに口にする解説者がいますが、フェアウェイからショットする分には、殆ど影響ないでしょうし、ピンに寄ったか寄らないかは、ショットした選手の打ち方が、大半を占めているように思えます。

05 11 2010

ロレーナ・オチョア

dscn2072.JPG突然の引退発表でした。彼女は、順位に関係なくプレーする姿を見るだけで楽しくなる、私にとって数少ない選手の1人でしたので、これからは楽しみが随分と減ってしまいます。しかし、本当に潔い生き方だと思います。

彼女のプレー振りで感じることは、「自然」さと「控えめ」でした。前の女王だったアニカ・ソレンスタムは、トレーニングによって腕の太さは男性並みでしたが、オチョア選手は普通の女性プロゴルファーという感じで、またスウィングも作ったようなところは何もなく、ダウンスウィングが始まると顔を少し右に向けて、下半身のリード一気にボールを打ちぬく、切れ味抜群の動きでした。

プレー中には、人並みに喜んだり、また悔しがったりしましたが、彼女の人柄なのか少し控えめな感情の表し方だったように、私の目に映りました。そこがテレビを見ていても、嫌な感じを受けないで、すがすがしい気持ちで彼女のプレーぶりを見ていたのです。やはり、ミスショットをした時に、怒りの感情をあまりに大きく表すのは、見ていて気持ちの良いものではありません。

また、彼女の強さは圧倒的でした。トーナメントに7連勝、8連勝するだけでももの凄いことなのに、2位に8ストローク、10ストロークはなして勝つことが当たり前でした。世界のトッププロが参加する試合で、2位の選手とそれだけの差をつけるということは、言うまでもなく力の差が歴然としていることを意味します。世界中から素晴らしい選手が集まれば、互いの力は拮抗しているはずなのに、彼女だけが別格の存在でした。

最近の報道では、昨年の年末に結婚したと報じられていましたが、私の記憶では2008年の暮れに結婚したと記憶しています。2009年のシーズンは、過去数年と比較すればあまり芳しい成績を残せませんでした。以前聞いた話ですが、オチョア選手は料理を作ったり家事をするのが凄く好きな女性だそうです。2009年の成績が振るわなかったのは、そこに原因があるのではないかと思います。

スポーツでどのようなことをしたら上達するのか、長い間本を読んだりささやかな努力を続けてまいりました。その1つに、1流選手の言動や実際のスプーツでの動きを注意深く見る、というのがあります。テレビでゴルフや野球を見ていても、知らないうちにそこに目がいってしまいます。2009年のオチョア選手のプレー振りを見ていても、気になることは感じられませんでした。ですから、今の引退発表を聞くと、自分のなかで凄く納得できます。

良い成績を残している選手は、良い動き(スウィングやフォーム)をしているし、以前より成績が芳しくない選手は、悪い動きになっています。私の大好きな女子プロである不動選手は、連続して賞金王を獲っていた時の「動き」と、今の「動き」では少し違いがあると私には感じられます。原因と結果は、おおむね結びついているようです。オチョア選手の日本刀のような切れ味のあるプレーが見られないのは残念ですが、よき家庭人となって幸せに暮らしていかれることを、心よりお祈りします。